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外反母趾とは
外反母趾とは、親指が変形し、小指の方へ曲がっている状態をいいます。
身体の中心線から見て、親指が外側に曲がっているために
外反母趾と呼ばれています。
外反母趾は、中足靱帯のゆるみなどが原因です。
外反母趾になると、足の一部分に無理なねじれや体重が集中し、身体がアンバランスになります。
足指が地面から浮いたり、縮こまったりして足の指に力が入らないため、歩行にも支障をきたします。
その状態が長く続けば、足そのものが痛むだけでなく、膝痛や
腰痛、肩こり、頭痛などを引き起こす怖い病気です。
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腰痛とは
腰痛には筋肉由来の緊張性
腰痛と、鈍い痛みを伴う慢性の
腰痛がある。
筋肉を原因とした緊張性
腰痛(筋筋膜性
腰痛)は長時間同じ姿勢を続けるなど、過度なストレスを強いられ筋肉が緊張することで引き起こされる
腰痛である。筋肉などにストレスが掛けられることで、常に交感神経が優勢になり活発化し緊張を強いられた結果、余計な他の筋肉などに力が入る。すると崩れたバランスを調節しようと腰の筋肉に負担が大きくなり、
腰痛が発生する。
慢性型
腰痛は、腰に日常的に継続した鈍い痛みのあるものである。
尿路結石による痛みを
腰痛と勘違いすることがある。
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腰痛になりやすい生活習慣
・同じ姿勢を取る時間が長い
・一日のうち長時間(2〜3時間)車などを運転する
・一日のうち座っている時間が長い
・脚を組んで椅子に座るクセがある
・姿勢が悪く片方の肩だけが肩コリがする
・足に合わない靴を無理をして履いている
・運動不足である(腹筋が弱すぎる、腹筋に比べて背筋が弱い)
・過度の運動(腰椎分離症になる恐れがある)
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ひざ痛とは
TV「ためしてガッテン」から
推定患者数1000万人の
ひざ痛。X線で調べたところ、まだ痛みが出ていない人も含めると、65歳以上の女性のなんと4割に「変形性ひざ関節症」とよばれる関節の変化が見られることが分かりました。
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変形性ひざ関節症とは
軟骨が削れて骨が歪んでしまうために、この名前がつけられています。高齢者の
ひざ痛の原因の半分以上を占めています。これ以上悪化させないようにして、痛みを取りのぞくには、軟骨がこれ以上、削られないようにするのが最も重要です。
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肩こりの原因
同じ姿勢をとり続けるなどして頭や腕を支える僧帽筋やその周辺の筋肉(肩甲挙筋・上後鋸筋・菱形筋群・板状筋・脊柱起立筋)の持続的緊張によって筋肉が硬くなり、局所に循環障害が起こる。それによって酸素や栄養分が末端まで届かず、疲労物質が蓄積しこれが刺激となって
肩こりを起こすと考えられている。